機構案内

機構長の挨拶

ごあいさつ

私たちの住む現代社会は、情報通信技術の飛躍的発展を背景に、かってない大きな変革の時期を迎えています。20世紀後半の情報技術の進展は情報の価値を物質・エネルギーと同等のものに高め、情報社会が確立しました。しかし現在ではさらに一歩進んで、科学・技術の研究の場に限らず、社会のあらゆる場面において、時々刻々大量の情報がほとんど自動的に取得されるようになっています。この結果、ユビキタス社会の到来が現実のものとなり、社会体制も科学・技術の在り方も大きく変化して、量が質に転化するという使い古された言葉が現前した感があります。とくに、科学・技術の世界においては、従来の理論・実験に加え、計算が第三の科学的方法論として確立し、今後は第4の科学ともいわれるデータ中心科学の確立が必要になっています。

情報・システム研究機構は、大学共同利用機関の法人化に伴って、現代社会が直面する複雑な対象を情報とシステムの観点から捉えようとする理念のもとに、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所、国立極地研究所が結集して構成されたものです。機構の研究所は、それぞれの研究者コミュニティーを背景に特色を活かして独自の立場から先端的な研究を推進し、新しい科学的方法論の確立と新しい研究領域の開拓によって機構の理念の実現を目指しています。また、大学共同利用機関として、それぞれの学問領域の特性を考慮しつつ共同利用・共同研究の機能を強化してまいります。さらに、大学共同利用機関の第3の使命である大学院教育に関しては、総合研究大学院大学の基盤機関として、新しい時代の学術研究の担い手を育成します。

新時代の学術研究へ向けての情報・システム研究機構の挑戦に、皆様のご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。

■プロフィール詳細情報 http://researchmap.jp/g-kitagawa
  http://www.ism.ac.jp/~kitagawa/

【要覧】
上林弘和

大学共同利用機関法人
情報・システム研究機構
機構長 北川 源四郎
(Kitagawa Genshiro)