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国立極地研究所の創立50周年記念式典が開催されました

 

国立極地研究所の創立50周年記念式典が9月29日(金)に明治記念館で開催されました。

記念式典では高円宮妃殿下からお言葉をいただくとともに、盛山正仁 文部科学大臣、南極議員連盟会長の塩谷 立 衆議院議員、北極のフロンティアについて考える議員連盟会長の鈴木俊一 衆議院議員、ノルウェー極地研究所のOle Arve Misund前所長よりご祝辞をいただきました。

極地研は1962年に前身となる国立科学博物館に極地学課が設置されて以降、1973年9月に東京都板橋区にキャンパスを設置、2009年5月には立川市へのキャンパス移転があり現在に至ります。
その間、南極の昭和基地でオゾンの通年観測を実施し、世界で初めてオゾンホールを発見するなど、日本の極地観測は着実な成果を生み出しています。 そして50周年を迎えた来月11月には、南極に向けて第65次南極地域観測隊が出発します。

日本の極域科学研究と極地観測の中核拠点として、また南極ならびに北極観測実施の中核拠点として、これまでを懐かしく振り返るとともに、急速な地球温暖化をはじめとした地球規模課題への解決に向けて、今回の50周年を契機に新たな期待に応えるべく一層努力して参ります。

引き続き、国立極地研究所ならびに情報・システム研究機構へのご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 
式辞を述べる国立極地研究所 中村卓司 所長(当時)
式辞を述べる国立極地研究所 中村卓司 所長(当時)
喜連川 優 機構長による挨拶
喜連川 優 機構長による挨拶
祝辞を述べる盛山正仁 文部科学大臣
祝辞を述べる盛山正仁 文部科学大臣