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機構本部、リサーチコモンズ、新領域融合研究センター |
当機構は、全国の大学等の研究者コミュニティと連携して、極域科学、情報学、統計数理、遺伝学についての国際水準の総合研究を推進する中核的研究機関を設置運営するとともに、現代社会が直面する複雑な現象に関する問題を「情報とシステム」という視点から捉え直すことによって、分野の枠を越えて融合的な研究を行うことを目指しています。また、学術研究に関わる国内外の大学等の研究機関に対して、研究の機動的効果的展開を支援するための情報基盤を提供することにより、わが国の研究レベルの高度化に貢献していきます。 | |
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ライフサイエンス統合データベースセンター |
DBCLSは、生命科学分野で生み出される大量のデータやデータベースを統合的に利用できる環境整備のために設立されました。現在は、JSTの「ライフサイエンスデータベース統合推進事業」をベースに、データベースの再利用性を高めるための情報技術の研究開発、ツールやコンテンツの提供、国際的な標準化を目指すBioHackathon、データベースリテラシーを高める講習会や広報活動など、多面的な活動を行っています。 | |
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国立極地研究所 |
国立極地研究所は、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構を構成する研究所のひとつとして、地球、環境、生命、宇宙などの研究分野の研究者コミュニティと連携して極地に関する科学の総合的な研究と極地観測を実施しています。地球環境の変化を捉えることに最適な極地の観測の重要性はますます高まっており、50余年の歴史を持つ南極観測事業に加え、北極観測研究についても拡充を行ってきました。様々な国際共同研究の枠組みに加え、機構の新領域融合研究や、大学間連携事業などの枠組みのもと、新たな学際的研究を推進しています。 | |
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国立情報学研究所 |
国立情報学研究所(NII)は、大学等との連携により学術情報ネットワーク、認証基盤及び学術コンテンツ基盤から構成される学術情報基盤の整備を推進し、学問全体の進展と大学・研究機関の研究力強化の寄与に取り組むとともに、我が国唯一の情報学の学術総合研究所として、長期的視点に立つ基礎研究や社会課題の解決を目指した実践的な研究を推進しています。本展示では、過去10年の研究成果を振り返るとともに、ビッグデータ、量子コンピュータ、巨大グラフ、人工知能など、今後の研究課題の紹介を行います。 | |
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統計数理研究所 |
統計数理研究所は1944年、「確率に関する数理およびその応用の研究を掌り、並びに研究の連絡、統一および促進を図る」を設置目的として出発し、今年は設立70周年です。これまで、現実との接点を意識した志向性をDNAとして脈々と受け継いで統計数理の深化と展開に貢献して参りました。本年度は、異なる機能を備えた三つのスパコンを導入してHPCIに大学共同利用機関として初めて参加しました。今後は、データ中心科学を中核的に担う研究所として、社会からの期待に教職員力を合わせて応えていく所存です。 | |
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国立遺伝学研究所 |
生命はゲノムに書き込まれた遺伝情報と内外環境との相互作用で作りだされる複雑なシステムです。この生命システムの解明をめざして、細胞機能、発生・分化、進化・生物多様性、ゲノム情報などについて先端研究を進めています。また、生命科学の基盤となるデータベース(DDBJ)・バイオリソース・先端ゲノミクス事業を進め、共同利用・共同研究を推進しています。さらに、新分野創造センターを設置し、生命科学の新分野開拓と若手研究者の育成に努めています。 |