
巨大データをどう扱うかが近年クローズアップされています。しかしそのようなデータをどのように計算機環境やネットワーク環境の舞台に持ってくるか、ということを含めた議論は意外となされていません。文化圏から離れた秘境、はるか上空の宇宙空間、そしてアクセス困難な南極などでは、データを伝送するためにはシステムを送ってインフラを整備しなければなりません。このシンポジウムでは、データや物資の輸送について多角的に議論して、データのコストについて考える場を提供し、いかに必要な情報・データを得ていくべきかを追求します。大規模災害や戦災からの復旧などにも当てはまる課題と考えらえます。 |

12:30 | 受付 |
|
講演 | ||
13:00 | 開会の辞 講演資料(PDF)※1 |
|
情報・システム研究機構長 北川 源四郎 | ||
■さまざまな極限環境からのデータ伝送 |
||
13:05 | 南極と国内を結ぶデータネットワーク:過去、現在、未来 講演資料(PDF)※1 |
|
国立極地研究所 教授 極域データセンター長 門倉 昭 | ||
13:30 | 宇宙機の情報伝送資源とデータ取得戦略 講演資料(PDF)※1 |
|
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授 戸田 知朗 | ||
13:55 | テレスコープアレイ宇宙線観測実験での遠隔地データ収集システム 講演資料(PDF)※1 |
|
東京大学 宇宙線研究所 助教 野中 敏幸 | ||
14:20 | ビッグデータ時代のITアーキテクチャ |
|
統計数理研究所 教授 丸山 宏 | ||
14:45 | 災害からの早期復旧を目指したレジリエント情報通信ネットワーク 講演資料(PDF)※1 |
|
国立情報学研究所 研究主幹・教授 山田 茂樹 | ||
15:10−15:30 | 休憩 |
|
■さまざまな極限環境でのサイエンス |
||
15:30 | 天文観測:より遠く、より広く、より精細に 講演資料(PDF)※1 |
|
国立天文台 光赤外研究部 教授 水本 好彦 | ||
15:55 | 海洋動物の生態研究におけるデータロギング |
|
国立極地研究所 准教授 高橋 晃周 | ||
16:20 | 超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(IUGONET)による観測データの収集と公開 講演資料(PDF)※1 |
|
京都大学 理学研究科 教授 家森 俊彦 | ||
16:45 | 南極大型大気レーダー(PANSY)による高解像大気物理学の新展開 講演資料(PDF)※1 |
|
東京大学 理学系研究科 教授 佐藤 薫 | ||
17:10 | 金星探査機「あかつき」の科学データ取得戦略 講演資料(PDF)※1 |
|
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授 今村 剛 | ||
17:35 | 閉会の辞 |
|
国立極地研究所長 白石 和行 | ||
終了後 | 意見交換会 |
|
※1 : 資料の著作権は発表者(制作者)に帰属しています。 |
受付を終了致しました。
お申込みいただき、誠にありがとうございました。
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
企画課企画係
TEL:03-6402-6215
E-mail:
URL:http://www.rois.ac.jp/

一橋講堂(学術総合センター内)
●所在地
東京都千代田区一ツ橋2-1-2
●交通アクセス
東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」A9出口 (※A8出口は閉鎖中)
東京メトロ東西線「竹橋」1b出口
徒歩3〜5分