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戦略的研究プロジェクト

1.戦略的研究プロジェクトとは

(1)概要

情報・システム研究機構は、新しい研究領域を生み出すような共同利用・共同研究の機会を全国の研究者に提供することをめざして、戦略的研究プロジェクトを支援しています。
当機構は、生命、地球、環境、社会などに関わる複雑な問題を「情報とシステム」という立場から捉え、分野の枠を超えた融合的研究、データ駆動型研究等に取り組んでいます。
こうした目標に沿った、大学共同利用機関として重点的に進めるべき、データ基盤構築に関する研究テーマ、異分野間の連携を必要とする研究テーマ、当機構内の研究所間で連携して進める融合的、学際的研究テーマ、及び国際共同研究を募集し、支援しています。

(2)目的

大学共同利用機関としての情報・システム研究機構が、その共同利用・共同研究を担う基盤的役割の強化のため、国際的な学術動向及び社会が求める役割・期待を踏まえて、各研究分野の成果を基礎に、単独の分野だけでは解決が難しい社会課題や研究テーマに対して、複数の分野で連携し、融合することにより貢献できる学際的研究を長期的な観点から育て、国内外の研究者・研究組織との連携をより一層推進することを目的とします。また、将来有望な国際共同研究が期待できるMoU締結・コンソーシアム形成に至る活動、MoU締結後の交流活動、MoUに基づく国際共同研究を推進することを目的とします。

(3)応募条件

● 以下の条件をすべて満たしていることが必要です。

〇 研究代表者は、研究者番号を所有している研究者(研究教育職員・特任教員・特任研究員等)であること。平成30年度より募集範囲を当機構外にも拡大し、国立大学法人、公立大学、私立大学、高等専門学校、大学共同利用機関法人、国立研究開発法人、国立研究機関に所属する国内研究者が申請可能としています。

〇 研究代表者が当機構に所属していない場合は、必ず当機構に所属する研究者が共同研究者に含まれること。また、当機構に所属する共同研究者のうち1名が予算執行責任者となること(予算執行責任者の役割については別紙参照)。本プロジェクト費用は、外部機関に経費の配分をいたしません。

● 若手研究者(40歳未満)が代表者、あるいは研究体制に含まれていることを推奨します。

(4)研究成果等の取扱い(知財及び成果発表)

● 当機構に所属する研究者が成した成果には、当機構の職務発明等規程等を適用します。

● 当機構に所属していない研究者と共同で成した成果は、その成果を成した者ないしその所属機関の共有とすることを原則として協議により定めます。

● 同研究の成果を学術論文として発表する場合には、必ず謝辞欄(Acknowledgements)に本共同研究に基づくものであることを次の例のように明記してください。

・ 本研究は、情報・システム研究機構“戦略的研究プロジェクト”の支援を受けたものである。
・ This research was supported by "Strategic Research Projects " grant from ROIS (Research Organization of Information and Systems).

(5)その他

● 本募集では、既存の専門分野を深化・発展させるテーマを募集していないことにご留意ください。情報・システム研究機構の各研究所等が募集する公募型共同研究に適する研究内容の場合は、該当する研究所等への申請をお願いします。

● 本募集は、機構外にも公募します。審査は、外部審査委員を含めた審査委員会で厳正に行います。

● 申請書に記載された個人情報は、情報・システム研究機構個人情報保護規程に基づき、適切に利用/廃棄いたします。

2.2026年度戦略的研究プロジェクトの募集について

2026年度戦略的研究プロジェクトの募集を締め切りました。2026年度の募集に関する資料を以下に示します。2027年度の募集時期は未定ですが、決まり次第、ホームページでお知らせいたします。

2026年度ROIS戦略的研究プロジェクト募集要項

2026年度公募説明会資料

戦略的研究プロジェクトの経費に関するQ&A

本プロジェクトの制度等に関する問合せ先

情報・システム研究機構 戦略企画本部
TEL:03-6402-6223
E-mail: jigyo(at)rois.ac.jp ※(at) は @ に置き換えてください

3.過年度の募集要項(参考)

● 2025年度募集要項

● 2024年度募集要項